産経新聞4月24日の社説「日本の報道を見損なうな」と、
今朝の阿比留瑠比の「反権力がマスコミの本分か」は、
次回「ゴー宣道場」の参考文献にする。
我々は反対意見こそをしっかり吟味して議論に臨む。
阿比留瑠比はジャーナリズムの本分は「権力の監視」では
ないと言っている。
宮家邦彦も「権力の監視」ではないと主張する。
阿比留は「権力であれ非権力であれ、いいものはいい、
ダメなものはダメの是々非々でいいだろうに」と考えるらしい。
わしはそんな曖昧な感覚のジャーナリストは信用しない。
そもそも産経新聞は、安倍政権だから権力擁護に努めるわけで、
民進党政権なら徹底的な反権力と化すはずなのだ。
わしの場合は、自民党だろうと、民進党だろうと、良い政策は
支持するが、悪い政策は徹底批判する。
そういう意味では、わしは「反権力」のスタンスは崩さない。
権力は恐ろしいものだという認識を持っているからだ。
産経新聞・読売新聞が「保守」だとも、わしは思わない。
「従米保守」であることは確かで、イラク戦争を熱烈に支持
した態度を見れば、「真実」からははるかに遠く、
イラク戦争の失敗を反省しない態度からは、「事実」を直視
する勇気もない、単なる自民党の広報誌であるとしか、
わしには見えない。
およそジャーナリズムを語る資格もないのだ。
以上の批判はまずジャブである。
次回「ゴー宣道場」では、もっと恐ろしいまでの批判を展開
したいと思う。